問題をかかえているHDD/SSDを使用していませんか?
スクリーニングの必要性は感じているが、設備投資まで踏み切れないというお客様へ、お客様に代わって当社がスクリーニングを行う「HDD/SSDスクリーニングサービス」をご提供させていただきます。
HDDスクリーニング、SSDエージングにより初期障害率、フィールド偶発障害率の低減が図れます。 中古品、在庫品、運用品の性能確認にも最適です。
エラーは無いけど一部ReadパフォーマンスもしくはWriteパフォーマンスが低下する。
スクリーニングXは、HDD/SSD/Flashの単純なRead/Writeテストだけでなく、Read/Write性能を確認可能な検査機としてご使用いただけます。パフォーマンス測定は、同一測定条件での比較によって、性能低下などを確認する事が可能です。
スクリーニングXの特徴
●Read/Write性能が低下しているデバイスの判別が可能
●転送速度のサンプリング設定及び、Read/Write、Seekなど、任意のSCSIコマンドを実行可能
●PCの拡張スロットに増設されたHBA(ホストバスアダプタ)を介してHDDを制御するため
インターフェースの規格変更に伴うハードウェアのバージョンアップが可能(HBA交換)
●簡易プログラム作成によりSCSIコマンドを任意のシーケンス、時間、回数で実行可能
●HDD/SSDを試験する複数の検査機を一括制御可能
●検査結果の結果データを蓄積
●接続された複数検査機に簡易プログラムのロード、異なる簡易プログラムのロード
●スクリプトは、ほぼ全て共通で(SATA、SAS、NVMe、USB,SD、M.2 ,U.2)使用可能です
産業用デバイス、NAS、サーバーで使用するHDD/SSDは、同じ性能のディスクを使用しないと運用開始後に大きな問題が発生する可能性があります。
問題の発生を防ぐためにもディスクのスクリーニングをおすすめします。
ディスクの品質は、簡易的なディスク検査ソフトウェアで完全に把握することは非常に困難です。当社のシステムは、大手メーカーでも使用されている非常に信頼性の高いものです。
昨今、HDDはパソコン市場だけでなく家電業界にも進出し、その用途は実に様々です。 多様化する用途に合わせ、HDDも様々なバリエーションが作られてきました。 しかしながら、HDDは磁気的・機械的な要因等に影響を受けやすい非常にデリケートな装置であり、 その選択や取り扱いには注意が必要です。
また、HDDには以下のような問題もあります。
■記録密度の向上
記録密度の向上に伴い再生信号は低下の一途を辿っています。そして再生信号の低下に伴いヘッドのフライングマージンが小さくなり、振動・衝撃耐性の低下とコンタミ関連のトラブルを増大させる原因となっています。
⇒受入時の全領域動作検査は必須といえます。
■パフォーマンス
ドライブはNo Errorでもパフォーマンスが低下している場合があります。
HDDは一度のRead、もしくはWrite動作でデータの受渡しが正常に出来ないとき、自動的に複数回リトライします。リトライの結果、正常なデータの受渡しが出来た場合、No Errorとして処理します。このことは一見正常にデータのRead/Writeが出来たように見える場合でもHDDに何らかの問題があって、期待するパフォーマンスが出ていないということになります。
⇒通常のRead/Write試験だけではパフォーマンスの低いHDDをリジェクトできません。
検査結果の詳細は、ログファイルとして出力されます。
当社専任エンジニアがログファイルを解析してディスクの状態を細かくチェックします。
当社のスクリーニングXサービスはお客様の使用環境に適した試験プログラムをご提案させていただきます。
弊社で提供させていただくHDDスクリーニングXサービスには以下のメリットがあります。
・不良HDDを組み込む前にリジェクト
⇒ 無駄な組み込みコストの削減
・パフォーマンスの低いHDDのリジェクト
⇒ 信頼性の向上とフィールドメンテナンスのコスト削減
・製品品質向上のアピール⇒ 企業イメージの向上
試験内容: 全面Write(WTR)/全面Read(RTR) 試験性能落ち込みの確認:閾値設定
価格:5,000円~ ※容量によって価格が変わります。
効果・データ活用方法:
・初期障害の発生率低減
・個々のHDD初期データを記録。トラブル発生時の性能比較値、エビデンス。
※WTR(シーケンシャルライト性能測定)、RTR(シーケンシャルリード性能測定)
SSD信頼性確保のため、エージングにより不具合品を顕在化させ初期障害品を選別致します。
試験内容: 全面Write(WTR)/全面Read(RTR) 試験性能落ち込みの確認:閾値設定
価格:5,000円~ ※容量によって価格が変わります。
効果・データ活用方法:
・初期障害の発生率低減
・個々のSSD初期データを記録。トラブル発生時の性能比較値、エビデンス。
※WTR(シーケンシャルライト性能測定)、RTR(シーケンシャルリード性能測定)
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なぜSSDは、突然故障するのか? |
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SSDの記憶素子であるNANDフラッシュは、もともと、劣化しやすい素子です。 したがって、データが破損しやすいことを前提にした制御を強いられています。 ■同じダイ上のNANDフラッシュ素子の品質は、全て均一ではない。
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